お役立ち記事イロハのテンプレート制作でパンフレットをつくる5つのメリット&デメリットをご紹介
イロハ冊子店のテンプレート制作のメリットについては、トップページでも簡単に説明していますが、さらに踏み込んでお話ししたいと思います。そして、デメリットについても、きちんとお伝えしたいと思います!
目次
イロハテンプレート制作のデザインについて
メリット
「ゴール」が見える安心感がある
これまで私は、基本オーダーメイドで会社案内パンフレットをつくってきましたが、お客様の中には、どんな仕上がりになるのか不安がられる方もいらっしゃいました。
「楽しみにしています」というセリフの中には不安も少し混ざっていたと、後からお聞きすることが時々あったのです。
それもそうですよね。オーダーメイドは完成形をあらかじめ見ることは不可能ですから。制作会社を信頼してるとかしていないとかいう話ではなく、単純に先が見えない不安はあると思います。
特に初めてつくる場合、その不安も大きくなるはずです。実際、オーダーメイドの進め方だと、お客様がイメージしたデザインと乖離したものが上がってくる悲劇も起こります。
過去に私も、お客様の意向を汲みきれず、提出したデザインが大きくズレていたという苦い経験が。いや、これはお客様の方こそ苦い経験ですね……。
でも!
イロハ冊子店では、そうした不幸は起こりません。なぜなら当店では、すでにオリジナルの「誌面デザイン」と「掲載コンテンツ」がほぼ完成しているため、あらかじめデザインのテイストや掲載内容を確認できるからです。
注文する前にどんなデザインで、どんなコンテンツの1冊になるのか、おおよその「ゴール」が見える安心感は、テンプレート制作ならではでしょう。
レストランのメニューやショップの棚から選ぶように、誌面デザインと掲載コンテンツを自由にセレクトしてください。
デメリット
デザインが他社と一緒になる可能性がある
ただ、デザインがほぼ完成しているということは、他社とかぶる可能性があるということでもあります。
もうこれは、商品がテンプレートベース、つまり半既製品である以上、避けられません。
オンリーワンのオリジナリティはない代わりに、通常のオーダーメイドより安く、スピーディに、手軽に、制作できるのがセミオーダーなので、残念ながらこのデメリットを根本的になくすことはできません。
しかし、一緒のデザインになる可能性をなるべく抑える対応はしていきたいと考えています。
まず、同じ学区内や町内など、近いエリアで別のお客様が同じデザインを選ばれていた場合、その旨をお知らせします。もちろん、お客様のお名前は伏せます。
ただ、例えば東京の八王子市と葛飾区で、別の学習塾が同じデザインの案内パンフレットを使っていても、あるいは、愛知県と大阪府で別業種の一般企業が同じ表紙の案内パンフレットでも、そこまでデメリットは大きくないと考えているので、お知らせするのは、非常に近いエリアの場合のみにしたいと考えています。
その上で、
・別の誌面デザインに変える
・有料アレンジで、表紙・中面上段の写真の差し替える
・「デザイン買い切り」サービスで、デザインごと買い取る
のいずれかを選んでいただけたらと思います。
写真がメインの表紙であれば、写真の差し替えだけでも、かなり印象は変えられますし、制作費プラス27,500円(税込)で誌面デザインごと買い取っていただければ、購入後ほかのお客様がその誌面デザインを購入されることはありません。
すでに買われたお客様との重複はさすがにどうにもできませんが、少なくとも以降の重複は完全に避けられます。
いやいや、そんなの困る!
地理的に離れていても、写真で印象を変えても、デザインが一緒なのは嫌だ!という方も当然いらっしゃると思います。
ただ、それであれば残念ですが、テンプレートベースでの制作がマッチしていなといわざるを得ません。
一般的なパンフレット制作会社や編集プロダクションなどに、オーダーメイドによる制作をご相談されることをお勧めいたします。申し訳ございません。
繰り返しますが、オンリーワンのオリジナリティは低い代わりに、安く、早く、手軽につくれるサービスであることをご理解ください。
もちろん当店でも、「やっぱりオリジナリティがほしい!」というお客様向けに、今後フルオーダーメイドの制作サービスを始める予定です。
準備が出来次第、そういったニーズにもお応えしていきたいと考えております。
テンプレート制作のフローについて
メリット
ゴールまでの「道順」が分かりやすい
制作会社に依頼したのはいいけれど、次がどんな工程で、何をすればいいのか分からず、いわば「迷子」のようになってしまった経験はありませんか?
これは完全に制作する側の説明不足、いわば道案内不足といえます。
私自身、これまでオーダーメイドでつくってきた中で、お客様に「次はどういう段階で、どう進んでいくのか」という制作フローをこと細かに説明したことはあまりありませんでした。これは反省すべき点だと思っています。
そこで当店では、まず制作フローの詳細をサイト上に掲載しました。ちょっと説明多めのフローになってしまいましたが、でもここさえ見れば、ほぼ流れは理解していただける内容になっています。
また、当店の制作フローは基本パソコンやWeb上で完結する設計なので、打ち合わせなしでも、基本お客様ご自身で進めていただくことができます。
制作に必要な記入シート類も、すべて当店で用意していますので、お客様は制作フローに従って送られてくるシートに記入するだけ。
忙しい方でもご自身のタイミングやペースで進められるし、初めての方でも先のフローを見ながら安心して進めていただけます。
もちろん、不明な点や分からない点などは遠慮なくお問い合わせフォームよりお尋ねください。
完成形というゴール見える上に、その過程の制作フローもシステム化されていて、分かりやすい点が、当店のサービスの大きな特長です。
デメリット
対面で打ち合わせできない
ただそうなると……対面で細かいニュアンスまですり合わることが、ちょっと難しくなります。
現状、対面やお電話、zoomなどによるお打ち合わせは行っていないんです。すみません。
ですが、当店の誌面デザインや掲載コンテンツは、これまで私が蓄積してきた会社案内パンフレットの知識やスキル、お客様のニーズや傾向をしっかり反映させているので、そこまで細かな修正をしなくても、シンプルなパンフレットとしては十分に役割を果たせる1冊になると思います。
もちろん、オーダーシートに細かくご要望を書いていただければ、不明な点についてはできるだけ丁寧にやりとりさせていただきますので、遠慮なくお尋ねください!
テンプレート制作の掲載コンテンツについて
メリット
業界ごとに「定番」の掲載コンテンツがそろっている
「パンフレットって何を載せればいいのか分からない」
という声は、本当によく耳にします。そこで当店では、デザインだけでなく、掲載する内容(コンテンツ)も選べるようにご用意しました。
実は、会社案内パンフレットに載せる内容って、ある程度パターンがあるんです。でもそれって、一般の方々は分からないし、仮にイメージできたとしても、本当にそれでいいのか不安になりますよね。
そこで、長年ビジネス系パンフレットをつくってきた私の経験をベースに、それぞれの業界で「定番」とされている掲載内容を厳選し、テンプレート化したものが当店オリジナルの「掲載コンテンツ」です。
ご用意している掲載コンテンツは業界ごとに10〜12種類。
その中から、1冊に最大6つまで掲載コンテンツを掲載できるので、4ページのパンフレットとしては十分なボリュームになるでしょう。
また、どれも定番の内容なので、どう組み合わせても、しっかりした内容の1冊になります。
さらに、掲載コンテンツ内にすでに入っている見出し・写真はすべて差し替え可能。加えて、写真点数の増減や、見出しを無くしたり、項目数を増やしたり減らしたりする簡単な修正を「無料アレンジ」として承っています。
内容によっては、「ごめんなさい、それは有料アレンジ対応になります」という場合もあるかと思いますが、そこはやりとりを重ねて詰めていけたらと思っています。
そして、掲載コンテンツ一覧にイメージ通りのものがなかった場合、有料アレンジ対応ではありますが「オリジナル掲載コンテンツ」の制作も承っています。
定番の掲載内容がそろっている安心感とともに、細かい修正もできる満足感もお届けしたいと思っています。
デメリット
アレンジ内容によっては制作費がアップする
当店のアレンジは、
・掲載コンテンツ内で収まる軽微な修正に対応する無料アレンンジ
・掲載コンテンツ内では収まらない大幅な修正に対応する有料アレンジ
の2種類があります。
ですので、有料アレンジをご希望されると当然、制作費がアップしてしまいます。中には、有料アレンジを複数希望される方もいらっしゃるかと思います。そうなるとさらに制作費は上がってしまいます。
当店では、テンプレートでありながら修正にも対応するし、オリジナルの掲載コンテンツも制作しますが、オリジナル性を高めようとすると、どうしても費用がかさんでしまいます。
そこがどうしても相反するサービスであることを、ご容赦ください。
テンプレート制作の価格について
メリット
基本制作費は定価なので見積もりが不要
オーダーメイドだと、どうしても見積もりのやりとりが発生します。
そうすると、見積もりが上がってくるまでにタイムラグが発生するし、概算見積もりの場合、結局、最終的に価格が変わる不安もあります。
この面倒さと不安を取り除きたいと考え、当店では、基本的な制作料金を定価にして、サイト上に表示しています。有料アレンジや印刷部数の変更がない限り、お見積もりの必要はありません。
当然、お待ちいただく時間は発生しませんし、購入前に、価格と効果が見合ってるのか、じっくりご検討いただくことができます。有料アレンジについても、価格の目安を儲けているので、おおよそのコストの把握が可能です。
デザイン同様、納得した上で購入してもらいたいので、今つくろうか迷っている方は、当店の価格と、パンフレット1冊のメリットを天秤にかけ、納得いくまでご検討ください。
ちなみに、以前勤めていたデザイン会社で、4ページA4サイズの会社案内パンフレットの見積もりを出すと……
制作費だけで10〜15万のお見積もりになると思います。そして、そこに印刷・配送費も加わります。もちろん、内容によって増減するし、制作会社によっても多少変わるでしょう。
いずれにしろ、100部の印刷・配送費込みで71,500(税込)という当店の価格は、特に今まで紙のパンフレットに必要性を感じなかった皆様に、低価格という新たな価値をお届けできるのではと思っています。
初めてなにかをつくるときや、慣れない依頼するときって「失敗」が怖いものですよね。
低価格とはいえ7万円以上かかるので、これなら失敗しても大丈夫!とはとても言えませんが、少なくとも、通常のオーダーメイドでつくるよりは安心して購入していただける商品だと思います。
デメリット
定価なので値下げができない
定価があるということは、申し訳ありません、値下げもできません。それをしたら定価にした意味がなくなってしまうので……。
もちろん世の中には定価があっても値下げしてくれる商品(お店)がたくさんあります。例えば家電とか。
でも家電は、すでに商品が完成していて、しかも在庫を避けるための対応だったりもします。夕方のスーパーの値引きセールなんかもそうですよね。
その点、テンプレート制作のパンフレットは、確かにデザインやコンテンツは完成していますが、1冊のパンフレットとしてはお客様ごとにつくり込んでいく部分を残しているため、未完成品でもあります。
ですから、どうしてもオーダーメイドな部分が残ってしまうのです。必然的に在庫も発生しません。
ですので、今後、価格改定の可能性はありますが、個別の値下げのご要望には対応しておりませんので、ご理解いただければと思います。
テンプレート制作のサポートについて
メリット
パンフレット専門の編集者がサポート
「パンフレット専門の編集者が対応するのでご安心ください!」
といっても、編集者って何する人?という方も多いんじゃないでしょうか。編集者が何モノか分からなかったら、そのメリットもよく分からないですよね。
パンフレット制作における編集者とは、コンセプトや目的に沿ってデザイナーやライター、カメラマンなどに指示を出し、上がってきたデザインや文章、写真をチェックし、誌面全体のバランスを見ながら制作を進める責任者のこと。
映画制作でいえば監督のポジションです。つまり制作物のことを一番分かってる人ですね。
デザイナーとライターだけでも、つくろうと思えばパンフレットはつくれます。
でも、編集者なしでデザイナーが主導したパンフレットは、見た目はきれいだけど構成がおかしかったり、ライター主導だと、読めば分かるし構成はしっかりしてるけど、文字が多くて見にくい誌面になったりと、とにかくバランスの悪い編集物になることが多いのです。
紙媒体って、一見でき上がっているようで実は編集物として成立していないことが結構あるんです。その多くが、編集者不在でつくられたものなんじゃないかと思います。
当店では、ビジネス系パンフレット専門の編集者が(私ですが)、通常のやり取りだけでなく、修正も担当します。だから、細かい修正はもちろん、大幅な修正も「編集力」で対応しています。
慣れていない方にはハードルが高い印刷入稿の手配も、一貫してひとりの編集者が(私ですが)担当しますので、安心してお任せいただき、不明な点はご相談いただけたらと思います。
デメリット
必ず100冊の印刷物がついてくる
当店では、面倒な印刷手配もあらかじめサービスとして組み込まれており、100部分の印刷費も価格に含まれています。
ですので、本当はデータだけが必要で、印刷した冊子はいらない、という方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、それでも100部届いてしまいます。
また、IllustratorやPDFなど、印刷用データだけの納品も今はまだ行っておりません。
なぜなら、本サービスは何度も繰り返すように、初めてつくる方、つくり方がわからない方向けのサービスだからです。
会社案内パンフレットの制作経験が少ない場合、印刷用データを印刷所に入稿する作業も難しいはずなので、当店が責任を持って行いたいと考えています。
当店はあくまでも「冊子店」なので、印刷物を前提としたサービスであることをご理解ください。